きっと、だいじょうぶ。若年性アルツハイマーパパさん(夫)とともに

若年性アルツハイマーの夫とのどたばた日記☆ ときどきお役立ち情報

できている機能に注目しよう🎸

パパさんは食いしん坊です。
特にお菓子とフルーツ。野菜はトマトと人参🍅🥕赤い色の野菜ばかり。緑の野菜はどんなに小さいものでも見逃さず取り除きます😅
視覚も味覚もお子様に戻ってきています。
原始的な好みです。
前職は児童の心理や福祉の仕事だったので、子育て中のママ達に子育て講座をやったりしていました。認知症の症状や対応にも当てはまるところが沢山あるなぁと思っています。
生まれてから死ぬまで人間のもとは同じなのかもしれませんね。


さて、認知症の人の症状は人それぞれてすが、一人で出来ないことが増えていきます。
パパさんは、まだ出来ることが沢山あります。ただ、次に何をしたらいいかの判断が難しくてやらないだけ。
例えば、ひげ剃りしようと言っても理解が難しいので、実際に🪒シェーバーを渡しながら言葉を添えると手が動きます。
できるだけ残っている機能は忘れないように、必要以上にやってあげないようにサポートしています。

できないことに目を向けても、できるようになることは難しいです。さらに認知症の人は、特に嫌な感情のほうがが残りやすい。
けっこう根に持ちます😅自己肯定感も低くなってしまいます。

認知症初期の頃の心理状態では、混乱期で本人も家族も受け入れが難しい怒りの感情が出ます。
何でできないの?何回も同じこと言わないでよ!と言ってしまうこともしょっちゅうあって、パパさんが「俺はバカになっちゃった。ごめんね」とポツリ。。
パパさんが一番辛いのにね。反省しています。

できないことよりも出来ているところに注目して、残っている機能をできるだけ続けていけるようにサポートしていくのが、本人にも介護者にもストレスがかからなくて良いですね。



最近のパパさんのお気に入りは、伝統的な色使いが綺麗な微笑みの国ブータン
ブータンと言って笑っています。ことばの響きがいいらしい🐻
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