大澤山 龍雲寺でプレジデント社主催の 『禅と禅画セミナー』がありました
実のところ座禅は初めてで楽しみでした 座禅の型は2種類 壁に向かって座禅を組む曹洞宗と、人と向き合って座禅を組む臨済宗
龍雲寺さんは人と向き合う型でした
ご住職から座禅の説明があり ご住職の拍子木のカチンという音で 一回目の座禅の始まり
普段は色んなことを考えて心ここにあらず 離れてしまっている心を自分に戻す作業 何かを得るためではなく捨てる作業
無になること 自分の呼吸をひとつ、ふたつ・・・と数えていく
5分間ただ呼吸に意識をむけて ご住職の拍子木のカチンという音で終わり 次は禅画の説明 禅画とは禅の「こころ」を描き出した物 白隠慧鶴(はくいんえかく)の国宝級の禅画をガラスケース越しでなく目前で拝見できる貴重な体験をさせて頂きました
ひとつの禅画にこめられた意味が深く その禅画と勝手に問答をしてみたら 色んなものがそぎ落とされていく感覚 心の柱にいきつくような感覚を感じましたよ
「いろんな物を捨てて残った物は何ですか?」 という参加者からのご質問 ご住職のお答えは『バトン』でした
今で受け継がれてきた命やお寺の継承を 次へ次へとバトンを渡していく その先は見えなくてもバトンは繋がっていくというようなお話
まさに ビジネスと人生のための入門でした✨
その後の2回目の座禅では めちゃめちゃ心が揺れて雑念のオンパレード❕ 無になれませんでした(笑) 最後に坐禅和讃を皆で唱えて終了
座禅と瞑想の違いは 宗教心があるか無いかの違いだそうで いずれにしても無になって 自分の心を取り戻す時間を持つことが大切
座禅と禅画が こんなに深いとは思っていませんでした💦 貴重な体験をさせて頂きました✨