きっと、だいじょうぶ。若年性アルツハイマーパパさん(夫)とともに

若年性アルツハイマーの夫とのどたばた日記☆ ときどきお役立ち情報

認知症の介護サービス

認知症の人の介護は、他の病気の人の介護とはまた違った大変さがあります。
ひとりで頑張るのも限界があります。

介護者のこころが穏やかでゆとりがあると認知症の人も穏やかでいられます。
ですので、困っていることがあったら、使えるサービスを利用して気持ちにゆとりを持てるようにすることが、
介護する側される側双方にとってプラスに働きます。
私もパパさんと私にとって必要なものは利用するようにしています。

対応に困ったときにはケアマネさんや、デイサービスのスタッフさんに相談して支えてもらっています。本当に助かっています。

認知症型デイサービスを利用して3年経ちました。
パパさんは要介護2の認定を受け、デイサービスを週4で利用させてもらって私は仕事に行けています。
デイサービスは、認知症専門で20人定員のアットホームなところ。私の仕事の時間に合わせて送迎をしてくれたり、臨機応変に対応してくださるので助かっています。
一般のデイも見学したのですが、ごちゃごちゃしてうるさいのと、頭のしっかりしたご老人に傷つくことを言われるかもしれないので居場所がないと感じてやめました。いくつかご本人と見学に行くと雰囲気が分かります。
インドア派でコミュ障のパパさんは、初めのころは行くのを嫌がり、通所しても帰宅願望や食事を拒否してスタッフの方がマンツーマンで関係を作って対応してくださいました。スタッフの方に申し訳ないと伝えると、「初めは皆さんそうです。慣れているので心配しないで下さい」と温かいお返事をもらって私も安心してお任せできました。
一番若いので、デイサロンのお手伝いに行っているつもりで通わせてもらって、今は行くのが習慣になっています。

精神障害者福祉手帳を取得をすると、税制優遇措置やその他サービスが受けられます。
一緒に自立支援医療を申請すると精神科受診料やお薬代が軽減されます。

どこでもGPSシューズを愛用しています。すでに4足目👟
パパさんは、時々、外で迷子になるので、中敷きを外すとGPSを設置できる専用の靴を買いました。
徘徊対策のGPSは地域によって介護サービスの対象になるところもあるようです。

不動産や預貯金の管理が必要な場合は、信頼できる税理士に相談して家族信託を利用するのも安心です。


それでも、症状が進行してきたり、私の仕事内容が広がってくるとまた違うサービスが必要になるのかな。
ショートステイやヘルパーなども必要になってくるでしょう。
一家の大黒柱のパパさんがこの先どうなっていくのか考えるととても不安になります。
そんな悩みを安心して共有できる居場所も大切です。

それぞれの環境や認知症の進行具合によって使えるもの、必要なものは変わってくると思いますが、上手に利用していって欲しいと思います。